愛媛のかんきつ生産量は年間約21万トン。100年以上の歴史とその中で育まれた技術や研究によって、国内ではダントツのシェアを占めています。品種も多彩に揃う愛媛のみかんをご紹介します。 こんにちは!愛媛県在住主婦ブロガーのタマです! 私は生まれも育ちも愛媛県、全国的に有名な『真穴みかん』の産地真穴地区の出身です。 真穴地区の住民は8割以上みかん農家で自身もみかん農家の娘として育ちました。 小さい頃からみかんを死ぬほど食べてきましたが… 地元愛媛を再発見するWEBマガジングルメこたつが心地よい季節になってきました。こたつといえば「みかん」、そして愛媛といえばやっぱり「みかん」ですね。でも単にみかんといっても、沢山の種類があるのをご存じですか?どんな種類のみかんがあるのか、味の違いも含め、今日は皆さんに愛媛県産のおいしいみかんお教えしちゃいます。目 次愛媛県産の温州みかんのことを「愛媛みかん」と言います。一般的に言うみかんといえばこのみかんを指すのではないでしょうか。甘みが強く、コクがあります。皮が薄く柔らかいので、手で簡単に剥くことができます。果肉はつぶつぶで、種もありません。果肉を包んでいる内皮も非常に薄く柔らかいので、皮ごと食べられますよ。大きさは市販のもので7センチ前後が多いです。さらにこの愛媛みかんは熟期によって、さらに分類されます。10月頃熟すのが「極早生みかん」、甘みの中にやや酸味が入るスッキリタイプのみかんになります。11月頃熟してくるのが「早生みかん」甘みと酸味のバランスが良く、コクがあります。12月頃熟すのは「中生みかん」甘みが増し、コクがでます。1月頃熟してくるのが「晩生みかん」甘さが引き立ち、安定して甘いです。「紅まどんな」別名「媛まどんな」とも呼ばれているこのみかん、南香と天草という柑橘の掛け合わせて生まれた愛媛県オリジナルのみかんです。樹になるゼリーと呼ばれるほど、“ぷるぷる”のやわらかい果肉とたっぷりの果汁で、酸味も少なく食べやすいので、人気急上昇中!皮は薄くて、手で剥けるほどやわらかいですが、果肉にぴったりとくっついているので、包丁で櫛形にカットして食べるのがおすすめです。大きさは約8センチ位と、愛媛みかんより少し大きめ。まだまだ生産量の少ない新品種のため、他のみかんと比べお値段が少々張りますが、少し高いお金を払ってでも食べたいおいしさが、紅まどんなの魅力です。みかん+オレンジの希少品種です。清見タンゴールとオセラオレンジを交配したものに、宮川早生を交配させたまだまだ生産量の少ない貴重な柑橘なんです。みかんの甘みとオレンジの香り、食感はみかんとオレンジを合わせた固めの“ぷりぷり”した食感で、はれひめ独特の味わい。みかんとオレンジの良いとこどりのみかんといえそうですね。見た目はオレンジに近いため、皮が厚さ約4ミリと厚めですが、固さが柔らかいため、手で剥くことができます。果肉も、1つ1つが分離しやすく内皮も薄いので、みかんと同様の食べ方でOK♪種も比較的少ないのでとても食べやすいですよ。大きさは愛媛みかんとほぼ同じ大きさです。愛媛が誇るみかんといっても過言ではない、市場で愛媛県産が8割以上を占めている極上品、伊予柑。“ぷりぷり”の弾力のある大粒の果肉と、滴り落ちるほどの果汁、さらに剥いた時に広がる爽やかな香り、味も甘さの中に適度な酸味もあり、バランスのとれた味となっていて、特に女性に人気があります。皮は手で剥くことも出来ますが、厚いためナイフなどで切り込みをいれるとさらに食べやすくなりますよ。内皮も厚いので、むいて食べます。少々種もありますが、約8センチ強とやや大きめなので食べごたえ抜群です。甘平は西の香にポンカンを交配し、愛媛県の試験場で誕生した新品種。2007年に品種登録されたばかりの希少なみかんなんです。甘平は、皮の薄さと強い甘みが特徴で、種もほとんどなく、弾力の強い大粒のプチプチとした果肉がギッシリ詰まっています。皮は薄いので手で剥くことができ、内皮も薄いので内皮ごと食べられちゃいます。1月下旬が糖度が13度以上になり、酸味も抑えられるので、美味♡ 大きさは8センチ弱と、愛媛みかんとあまり変わりありません。媛まどんなと同様まだまだ希少なため、お値段が少し張りますが、後悔させないおいしさが甘平にはたっぷり詰まっています。あー、なんだかみかん食べたくなっちゃいましたね!愛媛に住んでいるとあるのが当たり前なみかん。せっかく産地に住んでいるんです。産地の特権を生かして、どんどんおいしいみかんを食べ比べちゃいましょう!(文: 杏)今はネットでいくらでも本が購入できる時代なので、「リアル書店」、いわゆる立地型の本屋さんが減ってきていることが話題になっています。 …DO?GO!愛媛編集部野菜の値段が高騰していて、「野菜を買う気になれない」という主婦の方も多いでしょう。 愛媛県は農家の知り合いさえいれば「安価で購…DO?GO!愛媛編集部この記事が気に入ったらいいね!しようDO?GO!愛媛の最新記事をお届けしますぺんちゃん2号乾燥剤DO?GO!愛媛編集部DO?GO!愛媛編集部DO?GO!愛媛編集部izumi地元愛媛を再発見するWEBマガジン地元愛媛を再発見するWEBマガジンCopyright © こんにちは!愛媛県在住主婦ブロガーのタマです!私は生まれも育ちも愛媛県、全国的に有名な真穴地区の住民は8割以上みかん農家で自身もみかん農家の娘として育ちました。小さい頃からみかんを死ぬほど食べてきましたが…でも一口に『愛媛みかん』と言ってもたくさんの種類があるんですよね…そこで今回は愛媛のみかんをみなさんにもっと知ってもらうためにサクッと読みたい方はこちら『愛媛みかん』と一口で言ってもたくさんの種類があります。温州みかんは収穫の時期によって4つの種類に分類されます。色は緑色が混じっており、また、温州みかんは産地によって呼び名も変わってきます。温州みかんのブランドの中でもとっても甘くておいしいみかんです。 真穴みかんで有名な「真穴地区」ってどんなところ?【真穴みかん】通販でも購入できる甘くておいしいみかんです! 温州みかん以外のみかんは中晩柑にもたくさんの種類があります。今回記事を書くにあたってまとめて購入したので写真で比較してみると…↓ そう思いませんか?みなさん写真を見てお気づきでしょうか?『はるみ』と『デコポン』が2回登場しています(汗)どれも似ているので、こんがらがって2回同じ種類を購入してしまったのです。しかもこのみかん達を購入する時、『え?これはなんの種類のみかん』と、レジのおばちゃんをかなり困惑させてしまいました…。愛媛県民の私でも「どの種類のみかんかあててみて!」と言われたら答えられる自信がありません…(汗)愛媛のみかんを愛媛県のスーパーで買って実際に食べ比べてみました!実際に購入したみかんのサイズや値段も記載しています。先ほども書きましたが…温州みかんのサイズは小ぶりから大きいものまで様々で、上の写真サイズの温州みかんは小さいサイズです。温州みかんは1個で売っている事はあまりなく、袋入りや箱売りで販売されている事が多いです。ただ、産地のブランドによってお値段は変わってきます。真穴みかんは高級ブランドみかんなのでお値段ちょっとお高め。断面を見てみると…みずみずしい果肉がぎっしり詰まっているのがわかります!みかんの皮が薄い分、中の果肉に旨味が詰まっているんです。今回は小ぶりサイズの真穴みかんなので、温州みかんは薄皮も薄いので薄皮をむいて食べる必要はありません。小さいサイズなら赤ちゃんでもぱくぱくいけますよ。真穴みかんはみずみずしい果肉が詰まっておりとっても濃厚です。みかんの果汁はやや多めでみずみずしいですが、手を汚さずに食べる事ができますよ。温州みかんは比較的甘みが強く酸味が少ないみかんですが… >> 【真穴みかん】通販でも購入できる甘くておいしいみかんです!デコポンは「ぽんかん」と「清美」を掛け合わせてできた品種です。正式な品種名称はしらぬい(不知火)と言います。(※デコポンと不知火が違った品種だと勘違いしており、コメントよりご指摘受けました。2020年3月修正)購入したデコポンの大きさは横8cm×縦7cm。他のみかんと比べてちょっと大きかったです。でべそみたいに切ってみると綺麗にデコポンの皮の厚さはちょっと一房の大きさは大きめで横6cm×縦3cm。薄皮は剥いて食べる事も出来ますが、剥かなくてももちろん美味しいです。粒がつやつやで >>今回購入したせとかの大きさは横7cm×縦5cm。せとかは他のみかんと比べて左:ネーブル 右:せとかせとかを切ってみると中に皮は他のみかんと比べて薄めでした。中の果肉にしっかりと張り付いています。一房の大きさも小さめで横5cm×3cmでした。身がとても柔らかく、無理に薄皮を剥こうと思ったら崩れてしまいました…。味は >>愛媛と言えば温州みかんですが、伊予柑も愛媛でポピュラーに食べられる柑橘類です。伊予柑は今回購入した伊予柑のサイズは横8cm×縦6cmでした。伊予柑は他のみかんと比べて左:伊予柑 右:せとか切ってみると他のみかんと比べて伊予柑は皮は暑いですが、ふわふわして柔らかいので剥きにくいことはありません。果肉の大きさは横5cm×3cmでせとかと同じくらい。みかんの大きさは大きいですが、皮が厚いので一房は小さめでした。伊予柑の一房は他のみかんと比べて白く、薄皮も厚いのがわかります。伊予柑は薄皮をむいて見ると一粒が大きいので硬い?と思うかもしれませんがパサパサ感も全くなくむしろ水分は多め。噛みしめるとみかん汁が口の中に広がります。 >>ネーブルはブラジル生まれのおみかんです!今回購入したネーブルのサイズは横7cm×縦8cm。他のみかんと比べると背が高かったです。ネーブルとせとかを比べると、ネーブルの背がだいぶ高いのがわかると思います。ネーブルを切ってみると、果肉がぎゅっと詰まっていました。ネーブルの皮は薄すぎず厚すぎずですが若干固めでした。皮が固いので少し剥きにくかったです。ネーブルの一房は他のみかんと比べて大きかったです。横7cm×縦3cm。薄皮は薄すぎず暑すぎず。剥かずに食べてももちろんおいしいです!果肉の色は他のみかんと比べて若干薄く感じました。ちょっと小さい種が入っていますが、すごく小さいので種を取り除かずに食べても気になりません。味は甘みが少なく酸味が強め。>>はまさきは「清美」「アンコール」「マーコット」が配合されたみかんの品種です。「せとか」と同じ掛け合わせですが親の個体が違うため、せとかとはまた違うおいしさを感じる事ができます。みかん(中晩柑)の相場が1個100円なのに対して、はまさきはちょっと高めの1高いみかんだけあってクッション材に入れて販売されています。購入したはまさきのサイズは横7cm×縦5.5cm。他のみかんと比べてやや大きめでした。濃いオレンジ色の果肉が詰まっています。断面はつやつやしており、皮ははまさきの一房のサイズは横5cm×縦3cm。はまさきまとってもみずみずしいので皮を剥いている時からみかん汁が溢れてきます。みかんのかなりみずみずしいので食べている途中に少し手が汚れてしまいます。 >>甘平は「西の香購入した甘平のサイズは横7cm×縦5.5cm。『甘平』という名前は『甘平の一房は横4cm×縦3cm。甘平の果肉はみずみずしく柔らかかったです。甘みが強く酸味をほぼ感じませんでした。甘平という名前の通り質感や味など総合的に温州みかんと似ていると感じました。 >>はるみは「清美タンゴール」と「ぽんかん」の配合種です。今回購入したはるみのサイズは横5.5cm×縦5cm。小売ではなく袋詰めで販売されていました。切るとつやつやとはるみの皮は厚いですが柔らかくふわふわしており剥きやすかったです。伊予柑の皮と似ています。はるみの一房のサイズは横4.5cm×縦2cm。薄皮は薄すぎず暑すぎずです。はるみは粒が大きめなので少し食べる時ぷちぷちとした食感があります。ぷちぷち感の強い伊予柑と比べると、はるみのぷちぷち感は少ないです。>>今回購入したぽんかんのサイズは横5.5cm×縦5cmでした。小売ではなく袋詰めで販売されている事が多いです。切って断面を見てみると水分は少な目で皮の厚さは皮は固めではありますがぽんかんはインド原産のおみかんです。ぽんかんの「ぽん」はインド西部の「Poona」、「カン」は柑橘の「柑」から付けられたと言われています。ぽんかんの一房は横4.5cm×縦2cm。一房にしてみると白っぽく薄皮が厚めなのがわかります。ぽんかんのみかん粒の大きさはやや大きめ。プチっとした感じはありませんが身が固めで食べ応えがあります。 >>今回購入したきよみのサイズは横8cm×縦6cmでした。オレンジ色が鮮やかでみずみずしいです!皮の厚さは薄めだったのですが、きよみの一房は横5cm×縦3cm。薄皮は薄めですが弾力があり噛み応えがあります。みかんの粒は小さめでジューシーな果肉です。甘みと酸味のバランスがとれた上品な味のみかんでした。>> 今回購入したはるかのサイズは横7cm×縦7cmでした。黄色味が強い色がまるでレモンみたいです!切って断面を見てみるとはるかはとにかく測定してみると約1cmも皮の厚さがありました。皮は固かったですが手で剥けないほどではありません。はるかは外皮も厚いですが薄皮も厚いです。薄皮は手で剥かないと食べられません。はるかの一房は横4cm×縦2.5cm。一房にしてみると白っぽく薄皮が厚めなのがわかります。はるみは果肉もはるかの黄色い見た目からレモンみたいに酸っぱい味を想像していましたが…意外と甘かったです。むしろ酸味より甘みの方が強かった。>>愛媛のみかんを色々食べ比べてみて感じた…個人的な主観は入っていると思いますが…みかん選びの際には参考にしてみてくださいね。最後に愛媛のみかんをおいしい順にランキングにしてみました!かなり味の好みが反映されたランキングになりました…。私は酸味の強いみかんが好みなので酸っぱめのみかんがランキング上位に入っています。一番甘味が強かった甘平が最下位になってしまっていますからね…(汗)甘いみかんが好みの方はまたランキングが変わってくると思います。 最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!\ブログランキング参加中/ポチっと応援していただけると嬉しいです! 現農学部生のものですコメントありがとうございます^^©Copyright2020
みかんといえばやっぱり愛媛! 愛媛のみかんはなぜおいしい? 「愛媛のみかん」はブランド品種もいろいろ 「愛媛のみかん」は通販でも買える. 様々なかんきつ類の食べ比べについて. 愛媛と言えば みかん最近本業がとてつもなく忙しく、全くブログを更新できませんでした・・・忙しいのは良い事なのですが、忙しすぎるのも困りものですね。皆様は、毎日ゆっくり働いて30万円稼ぐか、毎日忙しく働いて60万円稼ぐか、どっちが良いですか?