fxで取引をしていく上でシンプルにトレードに活用できる動きの1つにブレイクアウトがあります。 ブレイクアウトがエントリーポイントとして有効な理由は、価格が重要ラインをブレイクする前後の動きが投資家心理を如実に表すからです。 目次1 フェードブレイクアウトFXサポートとレジスタンス手法1.1 FX インジケーター:1.2 ロングエントリー:1.3 ショートエントリー: フェードブレイクアウトFXサポートとレジスタンス手法 このシステムは、15分、30分と1時間のろうそくで動作します。これはEU、UJ、GU、UCHF、UC、AUおよびNUに適用 … 鉄板fx手法を紹介させていただきます。fxを始めてから3年ほど試行錯誤してトレードを続けてきましたが、逆張り取引の限界を感じて・・「fxのブレイクアウト」だけを狙う順張りに変えたところ、少しずつ結果が出始めました。 それは、『ラインを越えたので、焦ってエントリー』『すぐに価格は逆行して即損切り・・・』『そして撃沈・・・』ブレイクアウトを繰り返した結果、そうお考えになる前に是非、この記事を一読してください。もちろん、しかし、実際ブレイクアウト手法を試したら、『だまし』にあい勝率が悪いといった難しい点があるのも事実です。では、どうすれば『だまし』にあわないで済むのでしょうか?それは、熟練トレーダーは、過去の経験からすべてを理解しています。そのうえでブレイクアウトを活用しています。ですので、この記事では、を分かりやすく解説しています。この記事があなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。目次FXをするのであれば、ブレイクアウトするポイントは絶対に見逃してはいけません。なぜなら、ブレイクアウトするポイントは、価格が最も伸びるポイントだからです。FXは、差益をどれだけ獲るというビジネス。上級トレーダーは、このようなポイントを絶対に見逃しません。リスクを背負いったとしても、果敢に攻めて勝負に出ます。なぜなら、FXは、勝ったり負けたりしながら、たまに大勝ち!この繰り返しです。大切なのは、正しい資金管理でリスクを取りながら、勝ち負けを繰り返し、しなければ、利益は残らないということ。最も利幅が取れる相場環境こそ、ブレイクアウトポイントです。売り注文と買い注文が均衡状態になると、チャートは縮小し、レンジ相場になります。このレンジ相場は、いつかどちらかの方向にプライスが勢いよくブレイクしていきます。このようなブレイクポイントで取引する手法のことをブレイクアウト手法と言います。ブレイクアウトの意味は理解されている方が多いと思いますが、ブレイクアウトで勝てるトレーダーと勝てないトレーダーは、このあたりに違いがあります。「なぜ、ブレイクアウトはプライスが伸びるのか?」「なぜブレイクアウトが機能するのか?」ここで解説しておきます。ブレイクアウト後に価格が伸びるまずは、以下の画像をご覧ください。レンジ上限で、逆張りの売り注文が3か所入っているのが分かるでしょうか。売り注文を入れたトレーダーは、レジスタンスの外側に損切りの逆指値を入れています。売り注文の損切りですので、つまりは買い注文ということになります。よって、ブレイクアウト後に価格が伸びるそれでは、画像をご覧ください。レンジ相場は、必ずブレイクします。そのレンジブレイクを待ち構えているトレーダーは、もちろんあなた以外にも大勢いるわけです。それによって、ブレイクアウト後の価格は一気に加速していきます。ブレイクアウトが機能するまずは、画像をご覧ください。レンジ上限で売り注文を入れていたトレーダー達がいます。しかし、価格はサポートで反発し、売り注文を入れた価格まで上がってきたので、建値決済(イーブン)で逃げるトレーダーがいます。もちろん、売り注文の決済なので、買い注文が入るわけです。少し、レアなパターンですが、こちらもブレイク後の後押しになります。ブレイク後に価格が伸びるこちらは、すべてのブレイクアウトにあてはまるわけではありませんが、場面によっては、価格が伸びる理由に十分なります。それでは、解説していきます。画像のように既に、売り注文を入れているトレーダーがいます。売り注文を入れているトレーダーは利益が出ているので、どこかで決済して買い戻したいわけです。利益を最大限まで伸ばす決済方法で「トレーリングストップ」があります。そのことによって、ブレイク後は大きく価格が伸びるんです。チャートが価格を動かしているわけではないんです。チャートを見ている『人(トレーダー)』がチャートを動かしているんです。どうでしょう。少し、ブレイクアウトが分かってきたような気がしませんか?さて、次の項目では、ブレイクアウトの「だまし」について解説していきます。『だましてる側』も人間だからね。それでは、次は先ほどまで記述したように、FXでは、ブレイクアウト後に価格が一気に跳ねます!「ブレイクアウトはやっぱりおいしい相場ですね!」と言いたいところですが、そんなに簡単ではありません。なぜなら、しかし、そんなに恐れることはありません。『だましている』側も同じ人間です。次の項目より『だまし』について理解を深めて『だます』側の人間を攻略していきましょう。それでは、以下の画像をご覧ください。一度、ブレイクアウトしたと見せかけて、結局レンジ内に戻ることを『だまし』と言います。すでに経験済みなので、簡単ですね。さて、それでは、大きな資金を扱える機関投資家や大手ファンドのディーラーが、資金が少なく相場をコントロールできない私たち大衆トレーダーを「だまし」ているんです。それでは、次の項目で『だまし』についてさらに深堀りしていきます。ブレイクアウトの『だまし』には、2種類あります。機関投資家や大手ファンドのディーラーたちが、私たちを『だまし』てきます。そこには、2種類のパターンと理由があります。まずは、画像をご覧ください。さらに、これから解説するブレイクアウトで「だまし」を避ける4つの判断方法で劇的に勝率が上がります。ひとつ目は、個人的にレンジっぽいと感じている相場と、誰が見てもレンジは違います。画像で確認してみます。さて、OKパターンとNGパターンは、何が違うのか分かるでしょうか?注目しているトレーダーの人数と、逆指値注文の量です。綺麗なレンジや持ち合いは、注目しているトレーダーの人数が多いです。その分、ブレイクした時のポジションも多くなるので、ブレイク後大きく伸びる理由にもなります。ふたつ目は、トレンド方向の調整局面のレンジや持ち合いであれば、全体的なポジションはトレンド方向に傾いている可能性が高いからです。ということです。また、ファンドディーラーも大きなトレンドで利益を獲りたいはずです。ですので、仮に反対方向へブレイクしたとしても、大きなトレンドに逆らっているので値幅はそこまでとれません。安全にトレンド方向のみ狙いを定めましょう。ファンドディーラーが「だまし(フェイク)」してくれたら、それこそ『おいしい相場』になります。狙いを固定しておくと、相場に振り回されることなく落ち着いて対応できるようになります。[②トレンド方向のみ狙う]でも、解説しましたが、「だまし」の反対方向へ抜けたときはチャンスです。多くのポジションが損切りすることになるので、価格は加速します。ブレイクアウトの仕組みや、だましている側の戦略が理解できるようになったからこそ『チャンス』と思えるんです。だましている側について、大きな利益につなげていきましょう。世界中の投資家たちは何を確認して、ブレイクアウトと感じ取るでしょうか?もちろん、相場の事実とは目に見える結果ということになります。その目に見える結果は、ローソク足で判断することができます。つまり、画像で確認してみましょう!ローソク足の見方や意味を理解しておくと、根拠を持ってブレイクを判断できるようになりますね。ローソク足の詳しい分析方法は、以下の記事で解説しています。今まで、ボックス型のレンジ相場(レクタングル)のみを例えとしてブレイクアウトを解説してきました。しかし、詳しいレンジ相場の値動きと活用方法については、以下の記事で解説しています。既にご存知の方も多いと思いますが、代表的な反転のチャートパターンになります。このパターンは、すべてネックラインのブレイクがエントリーポイントになります。こちらも馴染みのあるレンジ相場です。綺麗なトライアングルパターンもチャート上でよく確認することができますので、見逃してはいけません。こちらも馴染みのあるボックス型レンジ相場です。トレンドの調整局面で発生するチャートパターンです。基本的には、トレンドと同じ方向にブレイクしていきます。こちらも、綺麗なチャートパターンがチャートで確認できます。ブレイクにはとても相性の合うチャートパターンで、トレンドの天底でのブレイクは大きな利益になりやすいです。上記で紹介した値動きは、チャートを確認してみると、とても綺麗な形で確認できます。綺麗なチャートほど、ブレイクは機能します。焦らず、綺麗なチャートパターンのみをブレイクアウトに採用していきましょう!ブレイクアウトは、利益率が非常に高い手法になります。勝率さえ高くすれば、成績がグンと上がるのは間違いありません。勝率を上げるために、を意識してください!あなたのブレイクアウトの精度は確実に上がるはずです。FOLLOWこのサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。 エイク©Copyright2020
fxでブレイクアウト手法は非常に利益率が高いです。しかし、「だまし」が多く勝率が悪いのが難点。そこでこの記事では、「だまし」を劇的に改善する4つ判断方法を解説しています。この記事を読むことで、レンジ相場を攻略し、あなたのブレイクアウト手法が劇的に改善されます。
レンジ相場のブレイクアウトを狙ってトレードするのは危険です。理由はブレイクアウトは難しく、だましにあいやすいからです。ブレイクアウトでエントリーしてもokなのは、3つのパターンだけですよ。この記事では、ブレイクアウトでエントリーしていいケースとダメなケースを解説します。 この記事では、ストキャスティクス・スローストキャスティクスの使い方や手法をFX歴10年の専業トレーダーが解説します。 その他のテクニカル指標については次の記事で解説してい…ADX / DMIはチャート分析の中でも、トレンドの方向性や強弱を測るのに向いているテクニカル指標です。 使い方は、FXでも株でも仮想通貨でも基本的に同じなため、一度覚えてしまえ…徹底解説!「MT4」と「MT5」の違い この記事でわかること MT4とMT5は何が違うのか MT4、MT5はそれぞれどんな人におすすめか MetaTrader 4(メタトレーダー4)、通称「MT4」は ...…CCIとは、日本語で「商品チャネル指数」または「コモディティチャネル指数」と言われ、1980年にアメリカ人のドナルド・Mランバート氏によって商品先物市場でサイクルパターンを発…この記事でわかること FXの出来高の見方 出来高を活用した分析手法 MT4でチャートに出来高を表示する方法 はじネコFXでどれだけ出来高があるか知りたいのですが。 斉藤出来高が知…FXで勝ちたい初心者必見!プロトレーダーが選んだ本当にオススメのFX会社をランキングで紹介!スプレッド、約定力、取引ツール、スワップポイントなどを基準に、人気FX会社20社を…2020年1位のFXアプリを今すぐ見る! スマホでFXしたいんだけど、どの会社のアプリを使えばいいのかなぁ?はじネコ 斉藤専業プロトレーダーが初心者におすすめできるアプリを紹介…FXの手法の中でも、短時間で利益を上げられて損失も少ない手法「スキャルピング」。 年収で1000万以上稼いでいるFXトレーダーの数だけ、それぞれ独自の投資手法とノウハウがある…Copyright© FX初心者が失敗しない始め方|マネフル , 2020 All Rights Reserved. FXで取引をしていく上でシンプルにトレードに活用できる動きの1つにブレイクアウトがあります。ブレイクアウトがエントリーポイントとして有効な理由は、価格が重要ラインをブレイクする前後の動きが投資家心理を如実に表すからです。チャートだけ見ると簡単に見えてしまうブレイクアウトですが、実際に利用しようとするとなかなかうまくトレンドに乗れなかったりだましに遭うというようなことが出てきます。ここではブレイクアウトの基本的な形を知って、どのようにエントリーするのが良いか解説していきます。目次ブレイクアウトとは、相場の中で重要なサポート、レジスタンスラインを突破する動きのことを言います。投資家たちが意識しているラインを突破することでその方向に勢いが付き、トレンドが発生することがあります。そのラインに何回もローソク足が跳ね返されると「大きな壁」などと呼ばれてより意識されるラインとなり、これを突破するとその後の勢いが強くなる傾向にあります。これはブレイクアウトの典型的な形です。水平線は上値を押さえるレジスタンスラインで、このラインに何度も価格が押し戻されています。これを突破することをブレイクアウトと言いますが、実際には一気に抜けていくというよりは、数回重要ラインに戻りながら抜けることになります。この図の動きは「ロールリバーサル」と呼ばれるものですが、これには市場参加者の大衆心理が働いています。青色の水平線がレジスタンスラインとして何度も上値を押さえていますので、逆張りで水平線に到達したら売りを仕掛けているトレーダーがいます。ところが、ブレイクアウトしたことによって、逆張りした人は含み損を抱えます。含み損を抱えている人たちはグリーンの丸印のところまで耐えて、±0で損切りして逃げようとします。ブレイクが一服すると一旦水平線に価格が戻っていきますが、ここでグリーンのラインでは逆張り勢の損切りによる買いと水平線がサポートラインに転換したとして新規の買いを入れる人が重なり、相場が上昇トレンドへと転じていきます。これがブレイクアウトでよくある形です。ブレイクアウトを見るポイントはそのラインの重要度です。重要というのはどういうことかと言いますと、どれくらい市場参加者に意識されているかということになります。このような直近で跳ね返す動きのほか、過去の高値や安値、節目となる価格も重要ラインとして意識されますので、重要なラインを見つけることでそのラインがブレイクした後に大きなトレンドの波に乗る可能性も高くなります。 次は、チャート上でよくみられる保ち合いの形のパターンをご紹介します。保ち合いの形状によってブレイクアウトにもパターンがあります。保ち合い相場では買い勢力と売り勢力の力が均衡しており、どちらの方向に行くのかわからない方向感のない相場の状態が起こります。ただ、保ち合い相場にもサポートとレジスタンスの向きでいくつかの形状があり、「継続パターン」と呼ばれるトレンドの途中で現れて保ち合いの後はトレンド継続しやすいパターンや、ブレイクアップしやすいパターン・ブレイクダウンしやすいパターンなどがあります。基本的な形を覚えておくだけでも便利ですので、いくつかご紹介します。こちらはボックスパターンと呼ばれるパターンです。レクタングルとも呼ばれます。ボックスパターンでは買い勢力と売り勢力が均衡している状態で方向感がありません。このボックス相場では売りと買いがどんどんたまっている状態になっていて、ロング、ショートのポジションがどんどん増えています。この状態でどちらかの方向にブレイクすると、逆行した方のポジションは損切りをしますので、ますます一方向への勢いが強くなります。ボックスが長ければ長い程、ポジションつまり相場エネルギーがどんどんボックスの中に溜められていくことになりますので、長いボックス相場であるほどブレイク後は急激な動きになる傾向にあります。上昇三角形型高値を結ぶレジスタンスラインはほぼ水平、安値を結ぶ線が切り上がって上向きになっているパターンです。安値がだんだん切り上がっているということは、徐々に買い勢力が拡大してきて、レートを押し上げているということになります。そして、上値を押さえている水平ラインを上回った時に上方にブレイクアップします。特に、上昇トレンドで現れたときは、上昇トレンド継続の可能性が高くなります。下降三角形型先ほどの上昇三角形とは逆の形です。下値を結ぶサポートラインはほぼ水平、上値を押さえるレジスタンスラインが切り下がっています。売り勢力が増してきているので、揉み合い後は下放れする可能性が高い形です。下降トレンドの途中で起こった場合は、揉み合い後は下降トレンドが継続する可能性が高くになります。対称三角形型上値を押さえるレジスタンスラインは切り下がり、下値を支えるサポートラインは切り上がった形となります。売り勢力、買い勢力どちらの力も均衡しているため、どちらにブレイクするのか判断が難しい形になります。トレンド中に現れた場合セオリーではトレンド継続とは言われていますが、トレンド継続への信頼性が少し劣る形です。上昇ペナント型・下降ペナント型レジスタンスラインが下降、サポートラインが上昇しているいわゆる対称三角形型と同じ形になりますが、ペナントでは旗の棒にあたるような棒上げまたは棒下げと呼ばれるようなストレートに上昇(下降)した動きが三角形の前にあります。ペナント型は三角保ち合いの中でも特にトレンド継続の信頼性が高いと言われていて、これが現れたらブレイク後はもとのトレンドに従って上昇または下降していく可能性が高くなります。上昇フラッグ型・下降フラッグ型フラッグは旗の部分の上下の抵抗線が平行になっている形です。ペナントと同様に直前に直線的な上昇または下降があり、ポール(棒)を作っていることが条件となります。ペナントと同様に、ブレイク後は押し目完了の動きとしてトレンド方向への動きが継続する可能性が高いと言われている形です。今ご紹介した三角形、ペナント、フラッグはトレンドの途中で頻繁に現れますので、うまく使うことで押し目や戻りを狙うことができます。①まず、エントリー前に現在のトレンドを確認します。チャートでは上昇トレンドですね。トレンドラインを引いて確認してもいいですし、上位時間足のチャートで確認しても良いです。そして、保ち合いになった場面で形状を確認します。②は直前の大陽線がポールになっていて、小さいですがフラッグを形成しています。フラッグ型は継続パターンになりますので、もみ合い後は上放れしてトレンドが継続する確率が高いということになります。エントリーはフラッグの上値線を突破した直後でも良いですが、フラッグの頂点のラインを突破した後でもかまいません。③もフラッグですね。こちらもその後は上方向にブレイクすると予測してチャンスを待ちます。エントリーポイントはフラッグの上値線を突破したあたりか、フラッグの高値を突破したラインになります。 ブレイクアウトの手法を探している人は「ブレイクアウトでは勝てない」などという言葉をネットで見たことがあるかもしれません。ブレイクアウトは有名なエントリー手法であり、エントリー基準が明確で時間軸に関係なく使える手法です。では、なぜ勝てないのでしょうか?どうしたらブレイクアウトで勝てるようになるのでしょうか?ここからは実戦で有効なブレイクアウト手法を探ってみたいと思います。まず、ブレイクアウトのメリットとデメリットを一度確認してみましょう。これらを整理すると、つまり、だましに遭遇することが「ブレイクアウトは勝てない」と言われる原因です。このチャートでは、レンジ相場の後、レジスタンスラインを上抜けましたが、その後は思うように上昇していません。一度上昇したものの、これまでレジスタンスラインとして機能していた水平線を一度ブレイクその後再び上昇したものの、揉み合いながら上昇するも結局はレジスタンス、サポート両方の線をした方向に突破して下降トレンドに転じています。このように一旦ブレイクしたものの、そのままブレイク方向に行かずに戻ってきてしまい、だましに終わるパターンがあります。 確かに単純にブレイクアウトだけを見るとダマシに引っかかりやすく、勝てないエントリー判断を続けることになってしまいます。勝てるブレイクアウト手法にするには、信頼性のあるブレイクアウトを見つけてエントリーをすることがポイントとなります。このチャートは2014年2月~9月までのポンド円の日足チャートです。相場は横ばいで方向感を失っていますね。このような場合、どちらにブレイクするのか分かりにくく、サポート、レジスタンスラインどちらかを突破したとしてもすぐに押し戻されてだましに終わることがあります。このようなボックス相場では現在見ているエントリーに使うチャートよりも時間軸の大きい足のチャートを見てトレンドの方向を確認することが有効です。こちらはポンド円の週足です。オレンジ色に塗られたエリアが上の日足チャートの部分になります。週足で見ると上昇トレンドの途中であるということが分かります。つまりは上方向にブレイクした場合、再びトレンドが始まる可能性があります。このように、ブレイクアウトでは、することでブレイクアウトの信頼性が高くなります。レンジの幅が大きく、上下に大きく振れているボックス相場の場合、レンジをブレイクしてもあまり伸びることがない傾向にあります。逆にレンジ幅が狭いボックス相場の場合は市場参加者たちがどちらの方向にブレイクするのか様子を窺っている状態で、大きな連幅のボックス相場に比べて相場エネルギーを溜めている状態になります。どちらかの方向に抜けたときに一気にエネルギーが放出されますので、一方向に大きく動きやすい傾向にあります。ブレイクアウトした瞬間に飛びつくとダマシに遭わないようにするためにはブレイク後の大衆心理を知っておくと良いです。これまでレジスタンスラインに押さえられてきたレートがラインを突破したことにより、レジスタンスラインで戻されると思って逆張りの売りを仕掛けた人や、ブレイクと思って買った人などのさまざまな思惑が絡み合います。ブレイクアウトしたことによってこれまでのレジスタンスラインが今度はサポートラインとして意識されますので、ラインで価格が跳ね返り、新たなトレンドが形成されていきます。このチャートのように何度も上値を押さえられているような場面では特にブレイクアウトしたらすぐに飛びつくのではなく、ロールリバーサルを待ってエントリーすることでダマシに遭う確率を減らすことができます。ブレイクアウト後、ブレイクしたラインに価格が戻り、ラインを割ることなく再びブレイク方向に動き出した時点まで待ってエントリーします。ブレイクアウト直後はエントリーせずに動きを観察して、ブレイク後の動きが一服し、再びその方向に動きだしたことを確認して参入します。ブレイクアウトでだましを避けるためにはまずはブレイクアウトしたからといって単純に飛びつかないことです。ロールリバーサルしたタイミング、またはブレイクして一度その方向への動きが一服した押し目を狙ってエントリーするのがポイントです。また、どんなに信頼性が高いブレイクアウトと言ってもだましを完全に避けることは難しいということを念頭に置いて損切り設定を必ず入れておきましょう。損切りの位置はブレイクするラインのすぐ下あたりにエントリー時点であらかじめ入れておきます。記事下 マネフルFX編集長 斉藤専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。 2020/01/312020/01/312020/01/30