ボランティア活動は自分の意思で行うものであり、人から言われてすることではありません。それなので、自分がやりたい時に自分のペースですることができます。もちろん無償で行いますが、まわりの人々からありがとうと感謝の気持ちをもらうことは金銭以上の報酬と言えます。 ボランティアの種類や活動を数えれば限りありませんが、「人」を対象とした活動が多く見られます。日本では、海外に比べて「困っている人の手助けをしたい」、「色々な人と出会いたい」ことを理由にボランティアに興味を持つ割合が高いことも関係があると考えられます。
今回は、英語が活かせるボランティアを12個まとめてみました。ボランティアに参加して日頃から英語を使う場を持つことで、更に成長することもできるでしょう。 *編集部追記 2017年1月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/12/03) ciee.
英語を学んでいるので、英語を使ったボランティアがあればやってみたいなぁと思ったことはありませんか?ボランティア活動と言っても、被災者支援、まちづくり、社会福祉、環境を守る、スポーツ・文化交流などその内容は様々です。厚生労働省によると、日本全国のボランティア活動者数は以下の通りです(2017年)。”自発的”、そして”自主的”というところに大きな意義があります。こんなに多くの人々、そしてグループがボランティア活動をしていると知るととっても嬉しくなりますね。では、自分は?英語を使うボランティアをしてみたいと思うのと同時に、自分にできるのかなと少し不安になる人もいるはずですね。しかし、自分ができることをできる範囲でというボランティアの定義を知れば、「考えすぎずにやってみる」ことこそが大切だと分かります。ボランティアの機会は実はとても多く、始めるのは本人の気持ち次第になります。そこで今回は、国内そして海外においてのボランティア活動について様々な面から検証していきたいと思います。英語を使ったボランティア活動の参考になれば嬉しいです! ボランティアは奉仕活動ですが、そのままの”ボランティア”という言葉のほうが浸透していますね。さっそく、英語での表現をみていきましょう。そして、ボランティア活動をするときに使える英語フレーズも紹介しましょう。「何かお手伝いできることがあれば♬」という気持ちが大切になります。Volunteerの使い方が分かったところで、国内のボランティアについて実際にどんなものがあるかご紹介していきましょう。 ボランティアをしたいと思うけれど、どこに申し込めばよいか悩む人は、まず住んでいる地域の自治体に問い合わせをするのもお勧めです。ホームステイ・ホームビジット・通訳・翻訳など、ボランティア登録を募集している自治体は結構あるものなのです。ここからは、国内で英語を活かしてできるボランティア活動を3つ、求められる英語力を合わせて紹介しましょう。どのボランティアも、「国際交流」がキーポイントです。目的:訪日外国人旅行者が国内各地を安心して旅行するためのお手伝いが目的です。日本政府観光局JNTOによって、なんと1964年から始まったボランティア活動です。18歳以上であればグッドウィルガイドとして登録できます。TOEICを目安にすると、700点ほどは欲しいでしょう。エンガイドでは、ガイド、文化体験通訳のボランティアスタッフを募集しています。さて、国内で英語を使うボランティアと言えば、来たるオリンピック2020を忘れてはいけません。みずほ総合研究所「2020東京オリンピックの経済効果」(2013年)によると、全体の観戦者数505万人と設定し16%が海外からの来場者ということで、その数80万8,000人もの外国人が来日すると予測しています(ロンドンオリンピックを参考)。 80万8,000人もの外国人が来日し、楽しく安全に過ごすためには相当数のスタッフ、そしてボランティアスタッフが必要です。まずは、英語を使うボランティアにはどんな種類があるか紹介しましょう。これらのボランティアには、コミュニケーションを取るための英会話力が不可欠です。オリンピックという世界最大のイベント、海外からのビジターをおもてなししようと多くの人がボランティアに応募しました。読者の方の中には、東京2020でボランティアに参加する人がいるかもしれませんね!さて、ここからは海外のボランティアに目を向けてみましょう!海外はボランティア活動が盛んというイメージがありませんか?海外と言えば”専門性を伸ばすための職務体験(インターン、ボランティア等)”というページがあります。あの国連(国際連合)でボランティアした人の実例、派遣される条件などが載っています。開発支援・人道援助の活動と、その活動内容は広範囲です。さっそく、条件を紹介しましょう。英語を学んでいる人の中には、国連に関わりたいと考える人は多いのではないでしょうか?ボランティアはそんな人にとって、チャンスでもありますよね。インターンシップとは、いわゆる「職業体験」です。企業や組織において仕事体験の機会が提供されます。無料と有料があり、留学中にインターンシップをするというパターンは一般的です。インターンシップのメリットは、専門性スキルを得ることと外国人との日常的なやり取りから期待できる英語力アップです。求められる英語力ですが、インターンシップをする内容によって違ってきます。基本、すべてが英語となりますので、それに対応できるレベルが必要ですね。TOEIC700点以上は欲しいところでしょう。さて、ここからはボランティア先進国と呼ばれるイギリスについてご紹介しましょう。奉仕の精神、助け合いの精神が息づくイギリスは、ボランティア先進国です。ロイヤルファミリーからコメディアン、大人から子どもまでがとても盛んにボランティア活動に参加しています。Duke of Edinburgh Award (デューク オブ エジンバラ アワード)という奉仕活動を聞いたことがありますか?14歳~24歳のイギリスの学生達も積極的にボランティア活動をしています。大変イギリスらしい、素晴らしいアワードなのでまた機会があればご紹介したいほどです。さて、イギリス人口の約41%が何かしらのボランティア活動をしました(Institute for Volunteering Research 2015年~2016年)。イギリス内務省が認める施設であれば、ここで、ボランティア活動をしたい人としてくれる人を探している人のマッチングサイト「Do-it」を紹介しましょう。自分のポストコード(郵便番号)を入力し、自分の動ける範囲を選びます。すると、買い物や病院へ連れていくなどのお年寄りのサポート、慈善団体店舗や義援金集めのお手伝い、小学校での本読み、ガーデニングなどなど、たくさんのボランティアがでてくるので、自分がしたいものを選んで実行するというシステムです。20万人の利用者、そして5万件ほどの案件が掲載されていて、ボランティア活動を気軽にスタートすることができるのです。こうやって知ることで、私たちにも日常生活の中でできることがたくさんあるんだと思えますね!最後に、英語でボランティアするメリットをご紹介します。 英語でボランティアをするメリットを知って、さらにボランティアをしたくなってきませんでしたか? 必要な英語力についてTOEIC700点以上などと書きましたが、ボランティアは自分のペースで無理なくできることから始められます。TOEICのスコアよりも、やりたい気持ちが大切です。私も毎週金曜だけですが、歩いて15分ほどのところにある地元の文化遺産のミュージアムでボランティア活動をしています。ミュジーアムショップの受付をしたり、子どものためのクラフトの準備をしたりと毎週あっという間に時間が過ぎます。ボランティアとは言え、初めは面接があったり慣れない外線電話(当たりまえですが英語!)を取ったりと緊張しましたが、今では楽しい仲間と過ごしながらとても貴重な体験をさせてもらっています。日頃から意見を受け入れてもらえたり、ミーティングに参加したりと職員とボランティアの差をあまり感じない環境です。さすが、イギリス!と感じる場面が多々あり、無理なく楽しく続けてきています。ボランティアは一石二鳥以上の素晴らしいシステムです。ネイティブキャンプの講師は様々な経験を持った講師がたくさんいます。ボランティアをたくさんしている人も中にはいますので、ぜひ講師とボランティアについてディスカッションしてみてください!イギリス人夫とミックスの息子とともに2006年からロンドン在住。日本が大好きな夫と運営する剣道道場のおかみ兼ライター。イギリスに住んでアンティークやヴィンテージに目覚め、散歩がてらのマーケットやチャリティショップ巡りで幸せを感じる。英語学習は主に道場で外国人メンバーとコミュニケーションおよびBBCニュースを毎日読むこと。夢は日本・イギリス完璧2拠点生活です!
英検2級に合格するための「英作文の書き方」まとめ | weblioオンライン英会話 学習塾向けサービス 【受付】10:00-17:00/土日祝休実用英語技能検定(英検)を主催、運営する公益財団法人日本英語検定協会は、2016年度からの 英検2級の難易度は、一般的に高校卒業レベルより少し上という評価ですが、英作文のコツを掴めば高校生でも十分に合格可能といえます。英検2級英作文の書き方のポイントを見ていきましょう。目次英検2級の英作文の問題では、与えられたトピックについて 例えば、2017年第2回試験では次のようなトピックが出題されました。 出典: 日本語訳は、「今日、人々は電気を使いすぎていると言われますが、この主張に同意しますか」です。受講生には、日頃から社会問題についての情報を収集して、自分の意見が言えるようにアドバイスしておくとよいでしょう。例えば、以下のようなトピックを受講生に出題してみるとよいでしょう。 英検2級の問題構成は、リーディングとライティング、リスニングで、試験時間は 英検のWebサイトによれば、英作文の問題で評価される内容は「 英検2級の英作文問題には、3つの解くポイントがあります。 1つ目のポイントは、 2017年第2回試験のTOPIC、およびPOINTSは以下の通りでした。 TOPIC:POINTS:出典: TOPICの訳:今日人々は電気を使いすぎているとしばしば言われます。この意見に同意しますか。POINTSの訳:便利、コスト、環境 POINTSとして用意されている3つの英単語から連想されるストーリーは人それぞれですが、「電気を使いすぎている。便利だが使いすぎればコストもかかるし環境にも悪い」といった内容か、「電気を使いすぎていない。環境にも悪いしコストもかかるので、人々は利用を控えている」といった内容を述べればいいと想像ができます。 受講生には、記述の方向性を見失わないように、POINTSを有効活用するようにアドバイスするとよいでしょう。 2つ目のポイントは、 3つ目のポイントは、英語エッセイの書き方の基本である Bodyでは、主張を裏付ける証拠や事例などを述べましょう。 理由を述べるときは、 Conclusionで、もう一度自分の主張に立ち返り、文章を締めます。 文章をまとめるときは、2016年の第3回試験で出題された問題を用いて、どのように受講生にアドバイスしていけばよいか確認してみましょう。 TOPIC:POINTS:出典: TOPICの訳:今日、多くの日本人はボランティア活動に取り組んでいます。将来的にボランティア人口は増加すると思いますか。POINTSの訳:コミュニティ、経験、支払い ポイントには「コミュニティ」「経験」「支払い」という単語があります。「コミュニティに属せる」「経験が得られる」はボランティアの人数が増えることを支持する単語であると解釈できます。「支払い」は「ボランティアなのでお金が支払われない」という内容であることが考えられるので、人数が増えないことを表現する単語であると解釈できます。 受講生が書きやすい方の主張をすればよいのですが、「コミュニティ」と「経験」というポイントから、「ボランティアの人数は増えていく」という主張の方が書きやすいと考えられます。 主張を決めたら、Introduction、Body、Conclusionの構成に沿って記述していきます。 出典: 私は、将来的により多くの日本人がボランティアをすることになると思います。この意見を支持する理由は2つあります。1つ目は、ボランティアをする機会は増えているからです。ボランティアによって人々が他人を助けるだけでなく、彼らが興味を持てる活動ができます。2つ目に、人々はボランティア活動で仕事の経験が得られるからです。とりわけ若ければ、この経験はキャリアにとって貴重なものとなります。これらの2つの理由が将来的により多くの日本人がボランティア活動をすると思った理由です。 1文目と2文目がIntroductionに当たります。主張と、これから何を述べるのかを記述しています。 3文目から6文目までがBodyに当たります。「これからボランティア人口は増えていく」という主張を裏付けるために、「ボランティアをする機会が増えている」「仕事の経験が得られる」という2つの理由を述べています。模範解答ではCommunityは使用していませんが、「コミュニティに属することができるので、いろいろな人と関われる」といったメリットを挙げてもよいでしょう。 最後の7文目がConclusionに当たります。自分の主張を再度最後に述べて文章を締めています。 英作文の添削は、英語力はさることながら受験するテストの採点基準を知っている必要があります。時間もかかるため、外部のライティングテストを導入するのも1つの手です。 英作文は英語の書き方と構成の仕方がポイント 2018/02/26 英作文では、論理の構成や展開を工夫して、論拠に基づいて自分の考えを文章にまとめることが求められます。目的に応じて題材を選んで、文章の形態や文体、語句などを工夫して書くことも大切です。 英作文の上達には書き方や構成を意識することが大切です。受講生には、どのように指導していけばよいでしょうか。 (さらに…) 英検1級の英作文問題にお薦めの対策法 2018/02/23 2016年度から、英検1級の英作文問題(ライティングテスト)の形式が変更され、観点別の評価が採用されました。採点に使われる観点は、「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つです。新しい形式の英検1級英作文問題では、限られた試験時間内に4つの評価基準を満たす答案を作る必要があります。日頃から、着実に対策を練っておくことが大切です。 英語を使ったボランティアがあればやってみたいなぁと思ったことはありませんか?そこで今回は、国内そして海外においてのボランティア活動についてご紹介します。英語を使ったボランティア活動の参考になれば嬉しいです!