今のホンダは面白くない!? 変身!! 経営危機救ったクルマと“HONDA”らしさ失われた訳 編集部タカセ タイヤ交換時にバランス取りは必須で、プロはタイヤが均一に回転しているのかを専用の機械でチェック。 バランス取りは1本500~1000円前後(ellisia-stock.adobe.com) どうなるんだ、日産次期シルビア ヴェロッサが儚く散った理由 【偉大な生産終了車】
バランス調整はタイヤが回転した状態 のダイナミックバランスで見るのが一般的になります。 タイヤショップやガソリンスタンドなどに 専用の機械 があり、その機械で1本ずつ回転させて 重心 の状態を確認。 "ホイール バランサー"をお探しなら価格.comへ。全国のネットショップの価格情報や、人気のランキング、クチコミなど豊富な情報を掲載しています。たくさんの商品の中からあなたが探している"ホイール バランサー"を比較・検討できます。 タイヤのバランス調整とは、「歪みや変形、重さを均一に調整するための重要な作業である」といえます。では、ここで質問です。タイヤの歪み、重量の差などはいずれもわずかなものであり、一見してはっきりとわかるほどのものではありません。そのため、通常の市街地を走行するような速度(時速50km以下)では影響を感じることはまれです。しかし、高速道路を走行する際、その影響は顕著に現れてきます。このように不安定な状態で高速道路を走行すると燃費を悪くするだけでなく、タイヤの偏摩耗につながり、非常に危険で事故の原因となります。また、常に車体を安定させるために細心の注意を払わなければならず、ドライバーもかなりの疲労を強いられることになります。バランス調整は専用の機械を使って行います。このとき、タイヤの回転に歪みが確認できた場合は、ホイールの内側に「重り(バランスウエイト)」を装着して全体のバランスが最適になるように調整します。カー用品店やガソリンスタンド、自動車修理業者にバランス調整を依頼する場合、車を直接持ち込んで作業を行ってもらうことが一般的です。また、タイヤ・ホイールをネットで購入できる店舗も増えています。バランス調整を依頼する際の作業工賃と作業時間の目安を見ていきましょう。オートバックス:(スチール、アルミ)1,080円(税込)/本〜 30分(4本)〜工賃はどちらも1本あたり1,080円から設定されています。作業時間については、最短20分から可能となっています。車に乗る人の命を預かる重要なパーツであるタイヤ。シーズンの変わり目にはタイヤ交換を自分で行う人も多いと思いますが、その前に必ずバランス調整を行い、タイヤに異常がないかをプロに見てもらうようにしましょう。バランス調整をすることは結果的にタイヤの寿命を長くすることにもつながります。快適で安全なカーライフを送るためにも、今回ご紹介したバランス調整をはじめとしたメンテナンスはこまめに行っていきましょう。タイヤの寿命と期限についての見方知っていますか。本体に使用できる期間が記載されているわけではないので、明確にはわかりにくいですがいくつかのポイントを押さえておけば、新しいタイヤに交換するタイミングが分かります。季節の変わり目で、必ずといっていいほど避けて通れない「タイヤ交換」。 使わないタイヤを自宅で保管しているという人もいますよね。タイヤは使ってなくても劣化するもの。いわば消耗・・・タイヤの交換時期とは タイヤは人の命を支える重要な部品 タイヤは車の部品の中で唯一直接道路に接し、わずかはがき1枚分の接地面積で車を支える大切な部品です。 車のタイヤは人の・・・タイヤがパンクする原因は釘やネジなどの異物が刺さることが多いと言われています。高速道路などでスピードを出して走行しているときは気づきにくいですが、対処方法や修理の仕方から気になる費用までを詳しく紹介していきます。※情報の取り扱いには充分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。 え、もう完売! 市原信幸 タイヤ交換をした時に、明細を見るとタイヤ代金、交換工賃、廃棄料金(持ち帰る場合は不要)のほかにバランス取りというものがある。 タイヤのバランス取りとはいったい何なのか? そもそもタイヤのバランスが崩れていることは乗っていて気づくことができるのか? タイヤのバランスが崩れているとどんな症状が出てくるのかなど、知りたいことはいっぱいある。 タイヤのバランスが崩れたまま放置しているとどんな弊害があるのかなども含め、タイヤのバランスについて、タイヤのスペシャリスト、斎藤聡氏が解説する。文:斎藤聡/写真:平野学、ベストカーWeb編集部 答えを先に言っておくと、バランスが狂っていると振動が出ます。常に振動が出っぱなしというのはごく稀で、たいていは、80km/hくらいでハンドルがブルブル震えたり、ボディ自体に振動を感じます。 120km/hまで速度を上げると、今度は震えが収まってくることが多いようです。敏感な人は、50km/hくらいからハンドルがかすかに震えたり、ボディが軽く振動するような症状を感じるかもしれません。 こんな症状が出る場合はたいていホイールバランスが狂っています。ちなみにフロントタイヤのホイールバランスが狂っている場合はハンドルの振動がより大きめに出ます。 リアタイヤの場合はハンドルにも振動が出るのですが、ボディが震えるような振動を伴うことが多いようです。 逆にいうと、低速から高速までずっと振動が出っぱなしとか、恐怖を感じるくらい振動が出る場合は、ホイールバランスではなくホイールが何かのショックで変形していたり、ドライブシャフトが曲がっていたり、折れる寸前だったりと、もっと深刻なケースが考えられます。 この稿を書いていて思い出したのですが、昔シビックでレースをしていたときに車高を落とし過ぎてドライブシャフトを折ってしまったことがありました。 ユニバーサルジョイントの曲げ角が大きくなって負担がかかりすぎて折れてしまうのだと思いますが、この時は徐々に振動が大きくなってきます。振動が出始めて20分から30分くらいで破損→走行不能になってしまいました。 ドライブシャフトの根元側が折れる場合は走行不能になるだけですが、タイヤ側が折れると、折れたドライブシャフトが暴れてサスペンションアームを全部薙ぎ払ってしまいますので、足回りが全部折れて取れてしまうことも考えられます。 タイヤのバランスを取らなかったからといって、すぐにこんな事故に結びつくわけではありませんが、危険なトラブルを見つけにくくなるので、危険度は非常に高いといえるでしょう。ホイールバランスはきちんととることを強くお勧めします。 また、振動が出るということは、ハブ、ドライブシャフト、ダンパー、ストラットタワー、サスペンションアーム取り付け部等に振動が伝わっているので、ホイールナットや取り付けボルトの脱落、ボディのクラックなどを引き起こすことも考えられないことではありません。 タイヤ自体も何も起こらず使い続けられるわけではありません。タイヤ1本分(1セット)のライフサイクルで考えると、摩耗が早くなったり偏摩耗したりということが起こります。 ところで、そもそもなんでバランスを取る必要があるのでしょうか。じつはタイヤもホイールも完全な真円ではないからです。タイヤの側面に赤い点と黄色い点が打ってあるのをご存知でしょうか。 赤い点は「ユニフォーミティマーク」と呼ばれ、タイヤの外径が一番大きいところになります。新車装着時は、ホイールの白や青の点(最も外径の小さいところに打たれる)に合わせて組まれているのが一般的です。 また黄色い点は「軽点」と呼ばれタイヤの中で最も軽いところになります。新しいタイヤ交換をした時、あるいはタイヤを組みなおした時は軽点をバルブに合わせて組み込みます。軽点に関しては、メーカーによってはあえてマークしていないところもあります。 タイヤは製造工程を見るとわかるのですが、案外手作業が多く残されており、完全自動化には程遠い状況です。例えばトレッドゴムは、帯の状態で押し出されてきて、これを手作業でトレッドに巻きつけます。 近年は、完全自動のタイヤ製造ロボットが開発され、こうした手作業が機械化され格段のユニフォーミティを実現していますが、すべてのタイヤをロボットで製造するにはまだしばらく時間がかかりそうです。 あまり知られていないことですが、アルミホイールもじつは重量バランスのばらつきがあります。 ですから、バランスをとらずにタイヤを組んで走らせるというのは、かなり無茶なことだといっていいと思います。 それからもうひとつ。ホイールに組んだばかりのタイヤは、タイヤをリムにはめ込むためにリムやビード部に水や薄いせっけん水などを使うことがあります。 水分を付けることで組み込みやすくしているわけですが、タイヤを組んだ直後に急加速したり急ブレーキをかけるとリムの上をタイヤが滑って組み込み位置がずれてしまうことがあります。 こうなると当然バランスは狂ってしまいますから、せっかくのバランス取りも台無しです。組み込み後しばらくは急な加減速をしないこと。これも案外大切なタイヤ組み込み後のケアです。 話がだいぶ横にそれてしまいましたが、タイヤのバランスを取らないとさまざまな問題を引き起こしたり、重大なトラブルを見つけられなかったりと、まったくいいことがありません。バランス取りはタイヤ交換では必須項目です。